「ヒートマップ解析」サービスについて

〜サイトを「作って終わり」にしないために〜

ホームページは「公開したら完成」ではありません。
むしろ、公開してからが本当のスタートです。

訪問者がどこを見て、どこで離脱しているのか。
ボタンはクリックされているのか、スクロールはどこまでされているのか。


ヒートマップ解析は、その「ユーザーの行動」を可視化し、
“改善のためのヒント”を与えてくれるツールです。

clarity-live-demo
スクロールヒートマップ

ヒートマップとは?

ヒートマップとは、サイト訪問者の行動データを色の変化で可視化したものです。
スクロール、クリック、注視(マウス移動)などの情報を、ページ上に“熱量”として表示します。

たとえば、

  • 赤い部分:多くの人が注目・クリックしている場所
  • 青い部分:あまり見られていない・クリックされていない場所

このように、ページのどこが読まれていて、どこで興味を失っているのかを、一目で確認できます。

アートボード 1
スクロールとクリックヒートマップ

ヒートマップで分かること

ヒートマップを使うことで、次のようなことが分かります。

  • ファーストビュー(冒頭部分)で離脱していないか
  • CTAボタン(問い合わせ・LINEなど)はクリックされているか
  • どのコンテンツに興味を持たれているか
  • どの箇所で読み疲れ・離脱が発生しているか

これらを知ることで、「訪問者の感じ方」や「意図」をデータとして捉えることができます。

ヒートマップは「改善の仮説」を立てるきっかけ

仮設・検証サイクル

ヒートマップ解析の本当の価値は、データそのものではなく、 そこから「仮説」を立てることにあります。

たとえば:

  • CTAボタンが見られていない → 「位置を上部に移動してみよう」
  • スクロール率が低い → 「ファーストビューの訴求を強くしてみよう」
  • 特定のセクションで離脱 → 「内容を短く・ビジュアルで伝えてみよう」

こうした“改善の仮説”を作り、実際にデザインや配置を調整していきます。

改善の施策をどう計画するか

仮説を立てたら、次に改善施策を計画します。
これはデザイン変更だけでなく、文章や構成、動線の見直しなども含まれます。

改善の施策例:

  • CTAボタンの位置・色・文言の変更
  • ファーストビューの画像・キャッチコピーの再設計
  • コンテンツの順序変更や、不要セクションの削除
  • スマホ閲覧時の読みやすさ・操作性改善

このように、ヒートマップの結果をもとに、根拠ある改善を行います。

施策は「仮説」に過ぎず、検証を繰り返すことが大切

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ただし、どんなに良い仮説を立てても、
必ずしも結果が改善するとは限りません。 重要なのは、「仮説 → 実行 → 検証 → 改善」というサイクルを継続すること。 1回の改善で終わらせず、 「データを見て→考えて→試して→また見る」 この繰り返しが、サイトを着実に育てていきます。

さとごデザインのサポート

さとごデザインでは、ヒートマップ解析を用いたサイト改善支援を行っています。
「作って終わり」ではなく、
データをもとに成果を伸ばすためのパートナーとして伴走します。

  • Microsoft Clarity や PT Engine を利用した可視化
  • 改善提案レポートの作成
  • 再解析と継続的なフィードバック

制作から運用・改善まで、一貫してサポートいたします。

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